│説明員 │〈高野区長〉〈齊藤副
区長〉 高際副
区長 │
├────┴───────────────────────────────────────┤
│ 岡谷危機管理監 │
├────────────────────────────────────────────┤
│ 近藤都市整備部長(
地域まちづくり担当部長)
松田都市計画課長 │
│ 大根原再
開発担当課長 小澤交通・
基盤担当課長 │
│ 野島建築担当部長 │
│ 宮川土木担当部長 │
├────┬───────────────────────────────────────┤
│事務局 │高田事務局長 樋口議会総務課長 大平書記 水本書記 │
├────┴───────────────────────────────────────┤
│ 会議に付した事件
│
├────────────────────────────────────────────┤
│1.
会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ さ
くま委員、
西山委員を指名する。
│
│1.
委員会の運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ 小委員会案を了承する。
│
│1.
池袋ウォーカブル基本方針(素案)について・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ 松田都市計画課長より
説明を受け、質疑を行う。
│
│1.
池袋駅
東口A・C・
D地区地区計画の変更について(
街並み再生方針の
たたき案)・ 6
│
│ 松田都市計画課長より
説明を受け、質疑を行う。
│
│1.次回の日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
│
│ 3月23日(木)午後2時 小
委員会を開会することを確認する。
│
│ 3月30日(木)午前10時
委員会を開会することを確認する。
│
└────────────────────────────────────────────┘
午前10時開会
○
星京子委員長 それでは、ただいまから、
豊島副
都心開発調査特別委員会を開会いたします。
会議録署名委員を御指名申し上げます。さ
くま委員、
西山委員、どうぞよろしくお願いいたします。
───────────────────◇────────────────────
○
星京子委員長 それでは、
委員会の運営につきまして、小
委員会案を申し上げます。
本日は、案件2件を予定しております。最後に次回の日程について確認いたします。
なお、本日、
高野区長及び齊藤副
区長、本日の
委員会を欠席いたしますので、どうぞ御了承ください。お願いいたします。
以上でございますが、何か運営についてございますでしょうか。
「なし」
───────────────────◇────────────────────
○
星京子委員長 それでは案件に入ります。
初めに、
池袋ウォーカブル基本方針について、
理事者から
説明がございます。
○
松田都市計画課長 それでは、
池袋ウォーカブル基本方針の素案について御
説明をさせていただきます。
まずは、目的になります。
豊島区では、
池袋の将来
都市像である東西の
ダンベル型の
まちづくり構想を区民の皆様や
事業者の方々に分かりやすく伝えるため、
検討部会を立ち上げ、
池袋ウォーカブル基本方針を策定中です。これまで、
都市計画や
緑化計画、再
開発など、各分野の
有識者の方々から様々な御意見を伺っておりますが、このたび、
方針策定において一定の
方向性が定まってきましたので、本
委員会にて御報告をさせていただくものです。
次に、2番目として
基本方針の構成を中段にお示ししています。冒頭の
区長挨拶で
ウオーカブルの
必要性について語り、1章では、世界の
都市の動きや国の動向について
説明しています。また2章では、本
方針の
基本理念となる「「人」が主役の
まちづくり」について
説明しています。最後、3章では、
基本理念を踏まえた3つの
テーマを基に9つの
方針を示し、それぞれ
説明をしています。
方針の具体については、今回、
参考資料としまして、
基本方針の素案のほうをデータでお示ししておりますので、後ほど御
説明をさせていただきます。
最後、
資料一番下の部分に、簡単ですが、今後の
スケジュールをお示ししています。
グリーン大通りと
アゼリア通りの車道を交通規制して実施する
池袋ウオーカブルな
まちづくり体験イベントの開催や、今回御
説明している
基本方針の策定、また、区政90周年事業のクロージングで予定している
隈研吾氏の
講演等、それぞれ今年の3月に行う予定にしています。
次に、
参考資料としてお示ししていますこの
池袋ウォーカブル基本方針の素案について、これ、時間も限られておりますので、できるだけ簡潔に御
説明をさせていただきます。
表紙、おめくりいただきまして、冒頭の
区長挨拶部分には、これまでの
豊島区の
まちづくりや区政100周年に向けて、今、
ウオーカブルな
まちづくりを打ち出す意義などについて述べております。
本
方針の読み手としては、区民の皆様や
事業者の方々を想定しておりますので、
ウオーカブルという言葉を初めて聞いた人でも分かりやすい表現に努めました。そういったこともありまして、第1章では
ウオーカブルな
まちづくりについて、世界の潮流や国の動向、地域の個性を生かした取組について紹介しています。
この用紙の右下に
ページ番号を振っておりまして、1ページ目の世界の
都市の動きでは、ニューヨーク、コペンハーゲン、パリを事例として挙げながら、
ウオーカブルな
まちづくりを進めたことで、
都市空間における人々の活動や滞在時間の増大につながったといった本施策の内容や効果について紹介をしています。
2ページ目は、国の動向を紹介しています。居心地よく、歩きたくなる
町なかづくりを今後目指すべき
まちづくりの
方向性として打ち出し、
全国各地の
自治体と連携した取組を推進しています。
3ページ目は、国の呼びかけに対し、多くの
自治体が
ウオーカブル推進都市に賛同し、
ウオーカブルな
まちづくりを導入して、
社会実験や
都市空間の
再編等を行っている中で、
池袋において、他
都市との
差異化を図る上で、
池袋の特性や
地域資源を生かした取組が必要ということを記載しています。この部分は、前回、部会の中で多くの
委員の皆様から御指摘をいただいた点になります。
この
池袋の
独自性を考える上で、4ページ目から始まる第2章では、これまで区が取り組んできた
国際アート・
カルチャー都市や
SDGs未来都市と連携しながら、
ウオーカブルな
まちづくりが
池袋において先導的に実現していくことを示しています。
また、5ページ目では、
アート・
カルチャー都市や
SDGs未来都市の
考え方にもあった「「人」が主役の
まちづくり」を本
方針の
基本理念として掲げています。
あわせて、6ページ目では、この
基本理念を踏まえて、
ウォーカブル基本方針の3つの
キーワードを文化、自然、
ストリートと設定し、各
キーワードに基づいた3つの
テーマを設定しています。
これら
テーマを基に、第3章では、
テーマごとに3つの
方針を立てています。つまり、本
方針では、「「人」が主役の
まちづくり」を
基本理念とした上で、文化、自然、
ストリートといった3つの
テーマを設定し、さらにそれぞれ3つずつ、計9つの
方針による構成となっています。
テーマ1の「世界に選ばれる
アート・
カルチャーによる
まちづくり」についてのうち、7ページ目では、
町なかの
文化活動・多様な
アクティビティーの創出ということで、
国際アート・
カルチャー都市により劇場空間化された公園や広場のさらなる活用を図り、
文化活動や多様な
アクティビティーが生まれる
グランドレベルを創出していくことについて記載しています。
また、8ページ目の人の活動が見える
アイレベルの
景観向上では、
アイレベルの
デザイン向上に加えて、
中間領域の積極的な活用について示しています。
また、9ページ目では、女性や子ども、若者を含めたオールとしまで取り組む
場づくりとして、先月設立された
池袋エリアプラットフォームのように、多様な人々が主体的に関われるような
場づくりの
必要性について記載しています。
10ページ目からは、
テーマ2の「自然を活かした
グリーンインフラの
まちづくり」についてに関わる各
方針の紹介になります。
豊島区の売りである個性あふれる4つの公園をグリーンスローモビリティのIKEBUSが結ぶといったように、緑のネットワークを広げながら、
回遊性の向上を図ってまいります。
また、11ページ目の
自然資本活用によるまち全体における緑の
体感価値向上では、緑被率が低い
豊島区だからこそ、
エコベールや
豊島の森、モザイ
カルチャーなど、創意工夫することで緑の
体感価値の向上を目指すことを示しております。
12ページ目の
グリーンインフラによる
自立循環型の
市街地再編では、
立教通りを事例としながら、自然の持つ
自立循環型の機能を持たせることで持続可能な
開発となるとともに、歩く際の
快適性の向上につながることを示しております。
13ページ目からは、
テーマ3の「
東西シンボルストリートを基軸とした
まちづくり」についてということで、主に
基盤整備に関わる各
方針の紹介になります。
地域資源を継承・活用した
シンボルストリートの形成では、駅の東西に広大な
歩行者空間の創出が可能となる
池袋の特徴を生かし、東西の
シンボルストリートをつなげる
ダンベル型の
まちづくりについて紹介しています。
また、14ページ目では、
ウオーカブルな
まちづくりによる地域
産業の
活性化として、半径500メートルで描かれた2つの円の区域の
回遊性向上について記載しています。
また、最後、15ページ目では、
駅東西にわたる
人中心の
駅前空間活用として、駅の
結節機能の向上として、西口再
開発によるサンクンガーデンの整備や
東口駅前広場の
クルドサック化、
東西デッキの
整備等について
説明をしています。
大変雑駁ではありますが、
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
星京子委員長 ありがとうございます。
説明が終わりました。
それでは、御質疑を行います。
○
清水みちこ委員 幾つか質問したいと思います。
一昨年、ちょうど1年前の当
委員会で、
ウオーカブルな
まちづくりの推進についてというのを御報告いただいて以来かなというふうに思うんですけれども、ちょっと
資料を見ると、目的のところに東西の
ダンベル型の
まちづくり構想を区民や
事業者の方々に分かりやすく伝えるため、
検討部会を立ち上げというふうに書いてあるんですけれども、ちょっと、私御報告いただいた記憶がないので、この
検討部会について、その後ろにいろいろ
事業者とか書いてあるんですけれども、ちょっと
メンバーとか、もうちょっと具体的にどういった構成になって、いつからとか、そういったのを教えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
○
松田都市計画課長 昨年の1月17日にこの
ウオーカブルの
記者会見を
区長と
隈研吾氏が立ち上げて以降、我々もこの
ウオーカブルの取組について、どのようにこれを区の施策として展開していくのがいいのかということで内部で検討をしていたところでございます。この
ウオーカブルな取組というのは比較的新しい
考え方でありまして、まだなじみが薄い部分もあります。そういったこともありまして、どのような形でこれを
方針まで持っていくかというところが課題だったわけでありまして、ここで、
有識者の方々からやっぱり話を聞いていくほうが、
豊島区、いろんなところで関わりの深い、
都市政策顧問である
隈研吾氏なんかを
総合監修に入っていただきながら、
豊島区の
まちづくりアドバイザーである
楠本正幸氏、それから元副
区長であります
渡邉浩司さんが
国土交通省に戻られて以降、
街路計画課長として、あるいは
都市局の
大臣官房技術審議官としてこの
ウオーカブルに深く関わられてたということもありますので、御参画いただきながら、部会の中で御意見を聞いていたというものになります。
○
清水みちこ委員 たしか去年の御報告のときは、そういった
検討部会とか、そうした具体的な御報告はいただいてなかったと思うんですね。
資料を見ると載ってない、載ってないというか、まだこれからという、これからやっていきますよという御報告なので載ってないとは思うんですけれども、今いろいろ
メンバーの方教えていただいたので、そういった
検討部会の
資料とか構成とか、分かるものを
資料で頂くことできるんでしょうか。まずそれを頂きたいんですが、いかがですか。
○
松田都市計画課長 部会に参加される方々等々の、それから、これまでの
取組等については、後日まとめたものを御
説明したいなというふうに考えております。
○
清水みちこ委員 それについてはお願いいたします。
次の質問させていただきます。
今回、
ウォーカブル基本方針ということで、この今、
資料を課長の
説明に沿って見せていただいたんですけれども、ちょっと割と
イメージ先行かなという感じがして、ちょっとなかなか具体的にどういったものかというのが私も分かりづらいところではあるんですけれども、
基本方針ということで、今回策定の方向で一定の
方向性が定まってきたとあるんですけれども、
池袋周辺に関して、今まで
計画とか、例えば今、策定中だと思うんですけれども、
池袋コア整備方針とか、いろいろ
都市づくりビジョンとか、いろいろな
計画があると思うんですけれども、ちょっとこの
位置づけがよく分からなくて、今までこう、いろんなこう
上位計画とか、様々な分かりやすい
資料があったんですけれども、今回、こういった
計画とか、
方針とかにどういうふうにこれが関わっていくのか、
位置づけはどうなっているんでしょうか。
○
松田都市計画課長 今回のこの
ウオーカブルの
基本方針は、
まちづくりのみの体系ではないかなというふうに考えておりまして、そういった意味では、
国際アート・
カルチャー都市構想であるとか、
SDGs未来都市であるとか、そういった区のコンセプトと並ぶものというふうに考えております。一方で、今、お話のありました
池袋のコア・
ゾーンガイドラインであるとか、このようなものは、我々、来年度からまた
まちづくりビジョンをつくっていきますけれども、体系としては、その中に今度具体的な
計画がつくられていくものというものであります。
当然、この
ウオーカブルな
基本方針については、
まちづくりの要素も多分に入っておりますので、この
方針の内容を含めて、
まちづくりビジョンの策定であるとか、コア・
ゾーンガイドラインだとか、そういったことは要素としては十分に入ってくるものというふうに考えております。
○
清水みちこ委員 要素として十分に入ってくるということなんですけども、ちょっとそこのところがこの
資料に書いてある、区民や
事業者の方々に分かりやすく伝えるためとおっしゃるんですけれども、今聞いても、なかなかちょっと
関連性が分かりづらいと思います。そこをどう区民の方に
説明、ごめんなさいね、ちょっとまだ
説明していくのかというところにかかってくると思うんですね。私も
ウオーカブルな
まちづくりということに関しては、決して否定はするものではありませんし、いいことだとは思うんですけれども、それがどういうふうに区民の方にメリットとして還元されるのか、そういったことが全く分からなくて、ちょっとどっちかというと、この
まちづくりのほうに目が行きがちになるというところはまずいと思うんですよ。そこのところをどういうふうに、この書いてあるように分かりやすく
説明していくのか、今後だと思うんですけれども、その点についていかがでしょうか。
○
松田都市計画課長 今の
清水委員からの御指摘というのは非常にごもっともだなと思っておりまして、我々もこの
基本方針のみで
ウオーカブルというのを御理解いただくというのはなかなか難しいのかなというふうにも思っております。
そこで、
スケジュールの3月に予定しています、これ地元の方々からも提案あったものですけど、例えば
ウオーカブル体験イベントというもの、これは
グリーン大通り、それから
アゼリア通りの
車道部を通行規制して、以降、駅に広がる広大な
歩行者空間を実際に体感していただいて、その効用を理解していただくというような取組になります。このようないろいろと
ウオーカブルを御理解いただくような、丁寧に我々も
説明しながら、あるいは
イベントを利用しながら、単に空間を
まちづくりの中でつくり出すだけじゃなくて、例えば東西同時にしながら、それぞれの、東でやっていた
イベントを西でやる、西でやっていた
イベントを東でやると、これはまた交流も広がっていくような効果もあると期待しておりますので、こういったことも含めて、今後も区民の皆様にできるだけ丁寧に御
説明をしてまいりたいというふうに思っております。
○
清水みちこ委員 丁寧に
説明していただくのは、これは当たり前のことです。ですので、そういった
イベントを利用してというところで、ちょっと
イベント、
イベントというところで、あまりそれについても、地域に行くと、
イベントばっかりとかいう、そういった御意見もいただくので、全否定するわけではないんですけれども、何というのかな、なかなかこううまく区民の方の御理解というのが難しいところではあると思うんですけれども。あと、
イベントということと同時に、この
参考資料を見ても、
パース図ではあるんですけれども、東口、西口とも高いビルが建ってる絵とかが出てくると、やはり何かこういったほうにどんどん進んでいくんじゃないかみたいなふうに思われてしまう。私も思います、こういった絵が出てきたりすると、やはり再
開発事業とか、そういったところに関連づいていくのかなみたいな御懸念も出てくるのは当然だと思いますので、
イベントでやっていただくのも一つの手法ではあると思うんですけれども、もう少ししっかりと区民の目線に立って、地元に入ってしっかりと御
説明していっていただかないと、
区民理解というのは進まないと思います。その点について、最後、御答弁いただいて、私の質問は終わりにしたいと思います。
○
松田都市計画課長 確かになかなかその
イベントを1本打ったから理解が深まるというものではなくて、私もこれどういうような例を挙げると
皆さんに分かりやすく思ってもらえるかなと思って、いろいろ勘案しているところなんですけども、例えばですけども、一例、
参考例としまして、大塚なんかを想定していただきたいんですけれども、15年前の大塚というのは駅で分断されていて、
駅前広場にはかなり多くの不法駐輪があったような状態でしたんで、なかなかやっぱり北と南が直接交流するのが難しかったのかな、物理的にもというところがあります。それが平成21年、22年の3月ですか、
南北自由通路ができまして、南側には
トランパル大塚という広場もできました。これは
歩行者動線と
イベントスペースを、彫り込み式の
イベントスペースを設けることによって、歩きやすく、さらにそこでにぎわいがつくれるという仕様にしたわけでございます。一方で、北側は、この令和3年の3月にironowa hiro baとしてスタートして、地域の
駅前広場を明るくしてほしいというニーズとともに、少し光の演出なども加えながら、またそれに面白いと思っていただいた企業さんが
ネーミングライツといったようなことで、1,100万のかなり高額な
ネーミングライツ料も支払っていただいて、
維持管理に充てているということもあります。こういった動きが今度は、例えば不法駐輪のものを
地下駐輪場に埋めて、
都市施設を設けることによって、
結節機能がよくなってきていますので、例えばこの間開催された
商人まつりなんか見ましても、かつての
商人まつりと比べると、かなり南北の交流というのがスムーズにできているのではないかなというふうに私は思っているところでございます。今、また東側の道路では一方通行化してますし、南のほうでは、今度は、
都市施設ができてきたことによって、駅前再
開発の
準備組合が立ち上がると、つまり再
開発で高い建物を建てるのが目的ではなくて、そこに
都市の
利便施設を集積して、
皆さんが分かりやすく、過ごしやすくするというのが今回の
ウオーカブルの目的でありますので、一
参考例、
池袋よりはかなり規模は小さいかもしれませんけども、大塚というのは、そういった意味では先駆的な取組ができている例かなというふうに考えております。
○
星京子委員長 ほかに御質疑ある方。
○
渡辺くみ子委員 駅前というか、いかににぎわいをつくっていくかとか、それから何ていうんでしょうね、人がこう集まるような、そういう状況を改めてつくっていくんだというようなのが、この
まちづくりの推進に向けてということかなと思うんですよ。
それで、ちょっと
日常生活、私たちにとっての
日常生活がどういうふうになっていくのかという疑問を一貫して持ってるんですけれども、
池袋の東口、今、
都バスと、それから
国際興業のバスが止ま‥‥。何だ、そこから走るとか、そんなふうになってますけれども、どのくらいの方向づけのバスが、要するに駅があるのか、その点はいかがですか。
○
松田都市計画課長 先ほどもちょっと
ウオーカブル体験イベントというのが、東西の交流であるとか、にぎやかし、あるいは広大な
歩行者空間を確認していただく
イベントというような話をしましたが、一方で、もう一つの目的としては、警察であるとか、バス運行
事業者と、今走っている、例えば東口でいいますと10路線、5営業所にわたる
都バスをいかに迂回させて、それが支障なく進めてるかという、そういうような社会的実験の意味合いも大きくあるわけでございまして、そういった意味では、いずれ
クルドサック化した際にどのような位置にバス停を配置していくのがいいかということを今回、かなりバス停の乗り場、それから降車場も
イベントによって移設して試してみますので、こういったことも含めて、今後の最終的なクルドサックした後の東口の
駅前広場の運用について併せて考えていきたいというふうに考えているところでございます。
○
渡辺くみ子委員 考えていきたいという御答弁でしたけれども、私自身も学習院下からバスに乗らないと
池袋の東口に来れないという状況は続いています。この間、本数が大分減ったんですけれども、あそこの警察、交番の後ろのところなんかは、早稲田行きと、それから渋谷行きが出てますけれども、結構人が並んでますよ。これは学習院下で乗るときも、本数が少ないので並んでるという状況があります。やっぱりそういうことも含めて、住民の、区民の人たちの
日常生活をどう保障するかというようなことも含めて、やっぱりこういう
資料の中には載っからないと、駅前がすごい広い空間のところで、歩く人の絵がばあっと出てるんですけれども、じゃあ、私たちは駅前にどうやって行くんだろうかという思いを持たざるを得ないと。それから、環5の1の関係でというふうにも書いてありますけれども、環5の1の地下に入るところというのはまさにこの庁舎の向こう方が今、工事をやってるところで。千登世橋中学のところで出ていくわけですよ。そうすると駅とはやっぱりちょっと離れるじゃないかと、
池袋の駅からね。そういう感想がはっきり言って、私の周辺でこれを見てもらったときに言われました。そういう点では、やはり区民の
日常生活をどういうふうに保障していくのか、そういう問題もきちんと触れてくれないと、いわゆる一般的な理想論のところだけで持っていくというのはやっぱりちょっと違うんではないかと。
日常生活、区民の
日常生活をどう守りながら、なおかつ
ウオーカブルな
基本方針を立てていくんだと、そういう姿勢を見せていただかないと、やっぱり住民さんの中では具体的に自分たちの生活がどう保障されるのかという目線で見ますので、そういうところをきちんと重点を置いてつくっていただきたいと思いますが、いかがですか。
○
松田都市計画課長 今、
委員のおっしゃったことはそのとおりだと思いますので、区民の、ここの
基本理念として人が主役の
まちづくりというのを、まさに今、
委員から御指摘のあった点かなというふうに思ってまして、これは、行政や企業、一つのそういったところは、駅前の
開発、大きなものを建てていきたいという、そういうことではなくて、人がいかにここの中で多様に集まり、集え、そして、先ほどのバス停の話もありますけども、利便性が高まっていくのかと、そういうようなところを主眼に置いて
方針をつくっておりますので、今言われたことは、ただ、具体の内容、つまりバス停をどの位置に配置するか等々につきましては、ここはやっぱり環5の1の事業進捗も含め、また、今回のような体験
イベントでのバスを止めた際の、どこに負荷がかかって、どの辺りに最終的にバスを、バス停を配置すればいいのかとか、今後の
計画、具体の
計画にも必要なのかなというふうに思っておりますので、その辺は、
方針の中でどこまで、今、素案の段階ではありますけれども、今ちょっと調整してますのは、2月あたりにこの内容をもってパブコメを行って、今まで
有識者の方々から御意見はいただいたところでございますけど、今度は、区民目線としてパブコメの中で御意見を受け付けた上で、最終的には
方針の策定に持っていきたいなというふうに思ってますので、そういうような細かなニーズも含めて、十分に住民さんの意見を反映して、
方針策定に結びつけたいというふうに考えております。
○
渡辺くみ子委員 ありがとうございました。
いわゆる
ウオーカブルというか、この世界の
都市の動きとか、それから地域の状況なんかを見てみると、やはり車中心から人が中心になるという、そういうイメージは十分持てるんです。でも、そういう中で、先ほど来繰り返してるとおり、区民の
日常生活をどう保障していくかという、そこら辺の部分も当然ないと、
まちづくりがこう浮いてしまうという、そういうような思いもありますので、今、課長さんの御答弁をいただきましたけれども、やはりそういう点をきちんと目線に入れた上で、
計画、目に見える
計画の具体化をお願いしたいと思います。終わります。
○
星京子委員長 ほかに御質疑ございますでしょうか。
───────────────────◇────────────────────
○
星京子委員長 それでは、続いての案件に進めてまいります。
次に、
池袋駅
東口A・C・
D地区地区計画の変更について、
理事者から
説明がございます。
○
松田都市計画課長 それでは、
池袋駅
東口A・C・
D地区地区計画の変更について(
街並み再生方針の
たたき案)の内容を御
説明いたします。
本案件につきましては、昨年12月22日に開催されました第200回
都市計画審議会にて報告を行っています。先ほど御報告しました
ウオーカブルな
まちづくりとも関係の深い内容になりますので、本
委員会でも御報告をさせていただきたく存じます。
まず、地区
計画の目標では、
池袋駅とその周辺において、
都市計画道路の整備や駅施設及び駅周辺市街地の再編を契機としまして、歩行者中心のまちに
都市構造を変換することと併せて、文化・芸術等の育成、創造・発信・交流等の機能の充実・強化を図るとともに、魅力ある商業、業務機能等を集積し、
国際アート・
カルチャー都市の形成を目指しております。
これに向けて、
池袋駅周辺の7つの地区
計画が連動して
まちづくりが進められており、
池袋駅東地区では、Hareza
池袋、南
池袋公園等の拠点整備が成熟しつつある中で東西方向に集中していたにぎわいが南北方向へ面的な広がりを展開し始めています。この辺り、地区
計画の目標につきましては、
池袋駅全体の目標を
参考資料の1でお示ししているところです。
次に、各地区の役割ですが、
池袋駅では、地下通路や南北デッキで駅の東西を接続し、
駅前広場及び地上部との連続性、また一体性に配慮した地域の核となるターミナル拠点を形成します。また、
池袋駅前の
池袋駅西口B地区や東口のB地区では、街区再編を推進し、にぎわいを強化するとともに業務・商業機能の更新を図ってまいります。ターミナル拠点を形成する多様な
都市機能を集積することで、
駅前広場からまち全体へにぎわいを広げてまいります。
そして、今回の
池袋駅
東口A・C・D地区では、東
池袋一丁目地区再
開発による新たな拠点整備やHareza
池袋、南
池袋公園等の
アート・
カルチャー・ハブや
アート・
カルチャー・スポットと連携した新たなにぎわいの創出を図るとともに、サンシャイン60通りやサンシャイン通り、
グリーン大通り、また南北区道などにおいて、安全で快適な歩行者ネットワークを形成することでにぎわいを面的に広げてまいります。
この各地区の役割については、
参考資料の2にお示ししていますので、御参照いただければと思います。
ページ替わりまして、裏の面になりますけれども、このような各地区の目標や役割を踏まえまして、3番目の
池袋駅
東口A・C・D地区の
まちづくりルールについて御
説明しますと、下記に示すとおり、2段階で設定してまいりたいと考えています。ステップ1としましては、町並み誘導型の地区
計画というものを設定していきます。これは必須の項目になりまして、内容としましては、壁面後退等により道路と一体となって機能する
歩行者空間を創出します。また、
回遊性の支障となる看板、駐輪等の路上障害物に対して、安全で快適な歩行者ネットワークを形成します。さらに斜線制限等により未消化となっている容積率を活用し、主に小規模敷地における建て替えを促進することで
都市機能の更新を図ります。
ステップ2は、街区再編
まちづくり制度と高度利用型地区
計画を組み合わせた
まちづくりルールで、任意の項目になります。街区再編
まちづくり制度とは、
まちづくりの様々な課題を抱える地域において、
都市計画に基づく規制緩和、これが高度利用型の地区
計画等になりますが、これを利用して、細分化された敷地の統合や細街路の付け替えなどを行いながら、共同建て替え等の
まちづくりを進めることにより、個性豊かで魅力ある町並みを実現しようとする制度です。街区再編
まちづくり制度は、地域独自の
まちづくり方針を
街並み再生方針として定め、地域貢献と規制緩和の関係等を事前に明示するとともに、地域の皆様と共有し、合意形成を図りながら、地域の実態に即した柔軟な
まちづくりを進めることが可能となります。
これら街区再編
まちづくり制度や町並み誘導型の地区
計画、また高度利用型の地区
計画につきましては、
参考資料の3にてお示しをしておりますので、御参照いただければと思います。
そして、この4の
街並み再生方針(
たたき案)についてが、今回の御報告のメインになります。目標とする
まちづくりを早期実現するため、地域に必要な
都市基盤の整備や
都市機能の誘導を示した
街並み再生方針の
たたき案を
参考資料の4に示しているところです。今後は、制限の数値や評価する項目を具体的に追記しながら、地域の皆様の御意見を丁寧に伺いながら、詳細な検討を進めてまいります。
最後になりますけれども、今後の
スケジュールにつきましては、
参考資料5に示しております。令和5年度に町並み誘導型の地区
計画の策定、令和6年度に高度利用型地区
計画を策定することを目標としまして、地域の方々とともに
まちづくりのルールを検討してまいります。
雑駁ですが、報告は以上になります。よろしくお願いいたします。
○
星京子委員長 はい、ありがとうございます。
説明が終わりました。
それでは、質疑を行います。
○
渡辺くみ子委員 これに関しては、さっき課長さんもおっしゃったように、都計審等でも御報告はされています。
それで、1つ、まず伺いたいのは、B地区の再
開発方向性、ここら辺は具体的にどうなっているか、今の段階でも
準備組合だと、ああ、
準備組合になっていないんだ、
まちづくり協議会のままというふうに伺ってるんですが、入ってない人も結構いたりして、そこら辺の
位置づけと、それからこのA・C・D地区
計画との
関連性も含めてちょっと教えてください。
○
松田都市計画課長 このB地区における、今、
委員から御指摘のあった点については、まだ具体の形にないということもあって、先ほど申し上げた東
池袋一丁目の再
開発事業であるとか、A地区だというのはそこが主要の
都市施設になると思いますし、B地区はHareza
池袋、またD、あ、C地区がHareza
池袋、D地区が南
池袋公園というような、具体に定まったところからこの
まちづくりルールを設定していこうというようなものでございますので、B地区の再
開発事業だけじゃないと思いますけれども、
まちづくり、駅前の今後のどういうような形になるのかも含めて、これが定まり次第、またB地区にも同様に
まちづくりルールを設定していくというような
計画をしているところでございまして、これは西側のA・B・C地区につきましても同様の
考え方でございます。
○
渡辺くみ子委員 いや、だから、A地区じゃないや、B地区の再
開発の状況が具体的にどういうふうになってるのか、それからどういうイメージになるのか、そこの再
開発との関連も含めて、ここのA・C・Dの関連も出てくるわけですよ。だから、全体の
まちづくりに当然なるわけで、そこだけをすっぽ抜けてね、すっぽ抜けてという表現は悪いですけど、こちらだけがこういう形でやられるというのは本当にどういうことなのかというふうに思わざるを得ません。お願いします。
○
松田都市計画課長 そうですね、この
まちづくりの、そのためにというのもあるんですけども、例えば
参考資料1を御覧いただきますと、
参考資料の1には、
池袋駅全体の目標として、今、御指摘のあった
池袋駅東口のB地区も目標、このような
方針で
まちづくりを進めていくというような目標をうたっているところでございますし、各地区の役割として、それぞれ
池袋駅のほうを持つ役割であるとか、駅前の東口B地区の持つ役割については
参考資料2のほうに具体的にここ、表示をしているところでございます。これに伴って、いずれこのB地区の再
開発事業も進むものと思っておりますけれども、こういった
方針に基づいてB地区の再
開発事業も進めるというふうに考えてございますので、今回、A・C・Dを先行してやるわけでございますけれども、いずれ、B地区のほうの再
開発事業が進んだとしましても、大きな
考え方にそごが生じるものではないというふうに認識した上で、
都市計画審議会にも御報告し、その旨の一定の御了解もいただいてるものかなというふうに考えておるところです。
○
渡辺くみ子委員 さっきも言いましたけれども、B地区との関係でいうと、いわゆる
準備組合ではなく、
まちづくり協議会の状況で、本来であれば、昨年中に
準備組合をつくってという流れがあったんだと思うんですよね。そこをやるという前提でA・C・Dをやるというふうになってますけれども、B地区そのものが具体的にどういう再
開発をやろうとしているのか、そこら辺も全然はっきりしない中で、少なくてもA・C・Dを準じてという発想というのは、基本的にはイメージを持ち切れないですよ、こちらは。だから、
池袋の東口、もちろん西口の再
開発もありますけれども、東口の全体像をどういうふうに考えているのかね、それを示すためにはB地区の再
開発の状況のイメージが出てこないと分からない。だけど、B地区に関連しては、住民の人たちがまだ協議会の段階で終わってるわけですから、そういう点では、そこを無視をした形でどんどんとこういう雰囲気というの、どうなんだろうかと思わざるを得ないんですが、いかがですか。
○大根原再
開発担当課長 B地区ですね、お話が出ております。今、B地区の上の北側の部分ですね、ヤマダ電機とかがある街区、台形の部分ですけれども、こちらについて、
委員御指摘のとおり、
まちづくり協議会というものが今あって、検討しているところでございます。こちらの現状が見えないと、どういうふうになるのか分からないと、このA・C・D地区の地区
計画もちょっと関係が変わってくるんじゃないかというような御指摘かと思いますけれども、この駅前の街区につきましては、基本的には明治通りに面している部分は、将来的にはクルドサックしまして、
グリーン大通りについても歩行者広場化するということを前提に大街区化を検討している地域でございます。この街区とA・C・D地区につきましては、かなり大きな幅員の広い幹線道路で、離れているということもありますので、必ずしもここの
開発がどうなるかということが全てA・C・D地区に関係するかというと、無関係ではもちろんないですし、連携を取っていかなければいけませんけれども、この街区が全く決まらないと、このA・C・D地区が何も決められないということではないのかなと思っております。
いずれにしましても、このA・C・D地区につきましては、既に拠点として、
都市計画課長が申し上げたとおり、
計画されているもの、あるいは既に完成しているものございますので、その周辺の街区をまとめて
まちづくりを検討するということは可能かと思っておりますので、このA・C・D地区について、先行して地区
計画の変更をするものと考えております。
また、B地区のうち、この先ほど申し上げた
まちづくり協議会につきましては、現在、加入者が64.5%ということで、かなり加入率も上がってきています。今年に入ってから上がってきています。もう少し検討を進めた上で、中身が皆様に御公表できるようになりましたら、そのときには情報提供させていただきたいと思います。
○
渡辺くみ子委員 64.5%ということで、全体の流れから様々の再
開発の状況から見れば、やっぱりちょっと低いなというのを率直な感想です。
若干こう場所が離れてるとかありますけれども、でも、基本的には
池袋の東西の、
池袋の駅を中心とした東西の中心部分をどういうふうにやるかというのが、これは区としての大きな
方針なんだろうというふうに思うんですよ。だからこそ、そういう状況に合わせて、私は再
開発をどんどん進めろなんて全く思っていませんけれども、やはり全体像をきちんと示していただかないと、なかなか、ああ、そうですかというような、簡単に住民との関係でどうなのか、住んでる人との関係で駅前がどういうふうになっていくのかとか、そういうような問題がやっぱりある程度見えてこないと、そう簡単に事は進まないんではないかというふうにも思ってるんですが、そういう点ではいかがですか。
○
松田都市計画課長 今回の御報告のこの地区
計画の内容というのは、基本的にはA・C・Dも含めましてですが、
池袋のこのいろいろな建物というのが指定容積をフルに使えないというところが問題であって、これはスピード感を持って対応しないと、なかなか他
都市と比べて、今、新宿で先行して実施してますし、渋谷でも同時に行っておりますけれども、つまり国際競争力等々も考えると、つまり何を言いたいかというと、
池袋のこの繁華街の一番のネックは道路の細さなんですね、幅員が細いというところにあります。結局、指定容積として800%かかっていましても、道路の幅員が狭いと道路の斜線制限がかかりますので、例えば6メートルの前面道路に対して360%の容積しか使えない、ここが問題なんですね。8メートルの道路であると60を掛けますから480%です。10メートルってなかなかない道路にしたって、800%の指定容積を使えずに600%で止まってる、ここが問題なわけでございまして、この施策というのは、全部を待って進めるというのも一つの
考え方はあるかもしれませんけれども、一方で、住民さんの中で、そういうところでいろいろ、容積をフルに使えない中で何とか経営をされてる方々にとっては、一刻も早くこの道路制限の斜線制限を緩和してほしいというニーズがあることも御理解いただきながら、また、先ほどちょっと
ウオーカブルのほうで事例として御
説明しましたけれども、大塚にしたって、全部が決まってから進めたわけじゃございません。これは一定の
まちづくりのこの
方針に沿って全体をうまくコントロールしながら進めていくものであるというふうに考えておりますので、この事業、単発ですぐに終わるものではございません。15年、20年かかって、もっとかかるかもしれませんけれども、いろんな立場の方々の御意見を尊重しながら、
まちづくりを順々に進めていくものであることを何とか御理解いただければというふうに思うところです。
○
渡辺くみ子委員 すみません、これは都計審で配られたもんなんですけれども、
池袋東口A地区、C地区、D地区というところで、特徴というか、何のためにやるのかといったら、どこのところも新たなにぎわいの創出を図るという表現が全部に乗っかってるんですよ。で、結局、さっきの一番最初の
ウオーカブルな
まちづくりの関係からいっても、
池袋の駅前の周辺は車をストップをさせて、人がにぎわうと、そういう場にしていくと。それから、それと連動して、A地区、C地区、D地区のところも新たなにぎわいの創出を図るということが大変強く強調されているように思うんです。そうすると、
池袋の、さっきから言ってますけど、西口も含めてなんでしょうけれども、少なくても
池袋の東口のこのA・C・Dも含めて、全体的なところでの
まちづくりのイメージを持ってるんだろうというふうに思うんですよ。やっぱり、もちろん何年もかかる話だし、それから住んでる方々の具体的な協力とかやっていく中でいろんなことが出ていくという、出てくるというようなのはよく分かります。だけど、基本はそういうところを思ってるんだろうと。そういう点でいうと、B地区のところが具体的にはどういうふうになっていくのかというイメージも持つこともなく、こういうところだけがこう進めていくというのはどうなんだろうかと、全体の
まちづくりのイメージをどういうふうに持てばいいのかというふうに思わざるを得ないんです。改めて伺います、いかがですか。
○
松田都市計画課長 なかなか各地区の
方針が全部にぎわい一辺倒じゃないかとかというようなお話だとか、また、この3地区を先行することそれぞれについては、これはやっぱり
まちづくりの、我々
豊島区だけではなかなか理解できない、本当にいいのだろうかという部分を、それこそ
都市計画審議会という学識の先生方だとか、地元の方々だとかが入った場で、あえて審議会にかけて、この
まちづくりの素案についてお示ししたというのは、これで、こういうような書き分けで、今後、この各7つの地区がそごが生じずに、
池袋全体の
ウオーカブルな
まちづくりについて進めていくことができるかどうかというのをこの間の
都市計画審議会で聞いて、
委員の方々からも様々な御意見を伺ったところでございまして、その
都市計画審議会に諮るというプロセスを設けたことそのものが今の
委員の御指摘なのかなというところもありますので、今後も、3月には今度具体な、どれだけセットバックをするのかとか、どこまでの高さ制限にするのか、具体の数値を入れて、再度また
都市計画審議会にお諮りした上で、住民さんのほうには今後、またアンケート調査等々を含め、お披露目していきたいなとは思ってますので、そういうような方向で進めることについて御理解を賜りたく存じます。
○
渡辺くみ子委員 なかなか
まちづくりというのは、私なんかも素人ですので、十分全体像がつかみ切れない、しかも今回は、B地区の再
開発問題がちょっとこっちのほうにあってという状況も含めれば、何がどういうふうになっていくかというのはイメージが持ち切れないというのが率直な感想です。都計審の中でもいろんな方の御意見なんかも伺ってはいますけれども、やはり私は、ばっと走り出すんじゃなくて、やっぱりきちんと慎重に、全体的に
池袋の駅周辺が何が必要で、何をすることによって、区民にとってきちんと効果があるのかというようなことも含めて、私は十分それなりの時間をかけて御検討をいただきたいと。それから、ど素人でも分かりやすい
資料を御提示いただきたいということをお願いします。
○
星京子委員長 よろしいでしょうか。
ほかに御質疑ある方いらっしゃいますか。
では、ないようでございますので、それでは、案件についてはこれまでといたします。
───────────────────◇────────────────────
○
星京子委員長 次回の日程についてですが、12月の
委員会にて決定をしておりますので、確認をさせていただきます。
次回は、3月23日木曜日、午後2時から小
委員会を、そして3月30日木曜日、午前10時から
委員会を開会いたします。御確認のほうをどうぞよろしくお願いいたします。
以上でございます。
以上で本日の
豊島副
都心開発調査特別委員会、閉会といたします。
午前10時50分閉会...